菖蒲沢(しょうぶさわ)は、東伊豆・河津町に位置するダイビングスポットで、伊豆半島の中でも珍しい「沈船ダイビング」が楽しめます。初心者向けの穏やかなビーチから、地形や沈船を楽しめるボートポイントまで揃っており、幅広いレベルのダイバーが満足できる海です。
菖蒲沢へのアクセス
アクセスの良さ:★★★⭐︎⭐︎
電車を利用する場合は伊豆急行線の河津駅が最寄り駅となります。河津駅から菖蒲沢までは車で約10分ほどで、ほとんどのダイビングショップでは送迎サービスを行っています。東京駅から河津駅までは新幹線や特急「踊り子」を利用して約2時間30分と、首都圏からのアクセスも良好です。
車を利用する場合は東京方面から約3時間30分〜4時間ほどで到着します。
菖蒲沢のダイビングスタイル
ビーチダイビング
菖蒲沢のビーチは波が穏やかな日が多く、講習や体験ダイビング、リフレッシュダイビングにも利用されています。砂地と岩礁が広がり、水深も比較的浅いため初心者でも安心して潜ることができます。
ボートダイビング
港から各ポイントまで約5分程と移動時間が短く、船酔いが心配な方でも比較的安心して利用できます。
ボートダイビングをするにはアドバンス以上のライセンスが必要となります。
菖蒲沢の魅力
菖蒲沢といえば「沈船と地形」が楽しめるダイビングポイントです。
沈船が好きな方や水中写真や動画の撮影が好きなダイバーに嬉しい、沈船を背景にした写真やソフトコーラルや魚影が満喫できる、菖蒲沢ならではの大きな魅力です。
菖蒲沢のポイント紹介
沈船
菖蒲沢を代表する人気No.1ポイントです。
水底に沈む全長約20mの沈船には、ソフトコーラルが美しく群生し、多くの魚が住み着いています。
魚群・地形・人工物が融合した景観は伊豆でも珍しく、ワイド撮影に最適なポイントです。
そして菖蒲沢ではナイト沈船ダイビングが楽しめます。夜の沈船なんてなんだかロマンチックですよね。

エビ穴
巨大な岩の割れ目にはネンブツダイやキンメモドキなどの群れと、小さい洞窟もあるポイントです。
オトヒメエビやイセエビ、ネコザメなどが見られることがあり、ライトを使った地形ダイブが楽しめます。
カサゴ根
沈船の近くにあり沈船を見終わった後にも遊びに行けます。潮通しが良く、魚影が濃いポイントです。
ウミトサカを中心にたくさんのソフトコーラルが群生し、ハナダイ類やイサキ、タカベが群れ、潮あたりがいいときは回遊魚に遭遇することもありワイド派に人気があります。

ビーチ
穏やかな遠浅のビーチポイントです。ライセンス講習やリフレッシュダイビング、初心者のファンダイビングにも最適です。
砂地ではヒラメやアカエイ、季節によってはネコザメの幼魚などに出会えることもあります。岩場にはギンポやハゼなどの水中写真をゆっくり楽しめる環境です。
冬場はウミウシがとても多く種類も豊富なのでウミウシ好きにはたまらないポイントです。

菖蒲沢でダイビングをする際の注意点
菖蒲沢のビーチポイントは遠浅で水深は16mなのでオープンウォーターライセンスの方でも楽しめます。
一方でボートダイビングに行きたい場合は水深18m以上のポイントになるためアドバンスライセンスが必要になります。
沈船やカサゴ根では、潮の向きや海況によって流れが発生することがあります。
特に魚群が集まるタイミングでは流れが強くなる場合もあるため、ガイドの指示を守り、無理をしないことが大切です。
菖蒲沢に必要なスキルと器材
中性浮力
沈船やソフトコーラルの周辺では着底を避けるため、中性浮力が重要です。
また船体やソフトコーラルを傷つけない為にフィンワークも必要になります。
レックダイビング
レックダイビング・スペシャルティでは、沈船特有の危険や安全な進入・退出方法、ラインワークなどを学ぶため、より安全に沈船ダイビングを楽しむことができます。
器材
- ダイブコンピューター
- シグナルフロート
- 水中ライト
- ベル
沈船内部やエビ穴ではライトがあると観察しやすく、安全面でも役立ちます。また、ボートダイビングではダイブコンピューターとシグナルフロートは必携です。何かあった時などに周りに気づいてもらえるよう水中で使えるベルもあると便利です。
菖蒲沢はこんな人におすすめ
菖蒲沢は、「沈船を潜ってみたい」「魚群やソフトコーラルを楽しみたい」「地形や洞窟も好き」というダイバーに特におすすめのダイビングスポットです。また、季節ごとに見られる生物や景観が変化するため、何度訪れても新しい魅力に出会えるのも菖蒲沢ならではの特徴です。初心者はビーチでのんびり、経験者は沈船や地形ポイントで冒険を楽しめる、幅広いレベルに対応したダイビングエリアです。
ゲスト目線で見た菖蒲沢
初めて菖蒲沢を訪れたゲストが感じる魅力は、「沈船・魚の多さ・写真映え」です。
「沈船の迫力に感動!」
沈船てロマンですよね。水底に沈む船、その中にも入れるという冒険感が楽しいですよ。
「生物が豊富で写真が楽しい!」
沈船、ソフトコーラル、魚群、マクロ生物と被写体が非常に豊富で、一日潜っても撮り足りないほどです。ワイドレンズとマクロレンズのどちらを持っていくか迷うダイバーも多いポイントです。
ガイド目線で見た菖蒲沢
熱海よりは難易度が低めなのでゲストを連れて行きやすい
菖蒲沢の沈船ポイントは最大深度が24mと熱海に比べると深度は浅く、潮流の影響も比較的受けにくいため、ゲストさんを連れて行きやすいなと感じます。
「レベルやリクエストに合わせやすい」
初心者にはビーチ、中級者には沈船、地形好きにはエビ穴、フォト派にはマクロ生物と、その日のゲストに合わせて柔軟にポイントを選ぶことができます。
「冬のネタが豊富」
定番生物に加え、季節限定の珍しい魚やウミウシが現れるため、マクロ天国です。
「サービスのスタッフさんがフレンドリーで親切」
スタッフの方がとても気さくでサービス精神もたっぷり、ゲストさんにも私達スタッフにもとてもよくしていただいてます。
菖蒲沢のダイビング情報まとめ
菖蒲沢は、伊豆半島でも数少ない本格的な沈船ダイビングが楽しめる人気スポットです。初心者向けの穏やかなビーチから、ダイナミックな沈船や地形ポイントまで揃っており、幅広いレベルのダイバーが満足できます。
熱海に比べると知名度は低くなってしまいますが、菖蒲沢は一度のダイビングで沈船も地形も楽しむことができたり、冬になるとウミウシが爆発的に多いポイントでもあります。
ボートポイントの数が多いので次回はここに行ってみたいなどワクワクするダイビングスポットです。
いつもと違ったポイントに行ってみたい、新しい発見が欲しい方などにも楽しんでいただけることでしょう。



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