獅子浜のダイビング|完全ガイド

伊豆のダイビング情報

獅子浜(ししはま)は、沼津市にあるビーチダイビング専門のダイビングスポットです。駿河湾の最奥部に位置しているため、風や波の影響を受けにくく、一年を通して安定したコンディションで潜ることができます。

そのため、ライセンス講習やリフレッシュダイビングをはじめ、ダイブマスターやインストラクターコースなどのプロトレーニングまで、幅広いダイビングトレーニングで利用されています。

また、エントリーしてすぐに深場へアクセスできる急深な地形も獅子浜の特徴です。ディープダイビングの練習はもちろん、テクニカルダイバーのトレーニングにも利用されることが多く、伊豆半島でも有数の「トレーニング向けダイビングスポット」といえるでしょう。

獅子浜へのアクセス

獅子浜のダイビングを提供する獅子浜ダイビングサービス

アクセスの良さ:★★★★☆

獅子浜は沼津市に位置し、東名高速道路の沼津ICから車で約30分とアクセスに優れたダイビングスポットです。伊豆半島の中でも車でアクセスしやすいポイントの一つで、首都圏からの日帰りダイビングにも人気があります。

電車を利用する場合はJR沼津駅が最寄り駅です。駅からは路線バスで約25〜30分、「静浦地区センター前」バス停で下車し、徒歩約3分でポイントへ到着します。

車がない方でもアクセスできますが、本数の限られる路線バスを利用する必要があります。そのため、送迎サービスを行っているダイビングショップを利用すると、より快適に獅子浜でのダイビングを楽しめます。

獅子浜のダイビングスタイル

獅子浜はビーチダイビング専門のダイビングスポットです。現地にはエア充填施設が併設されており、ナイトロックスも使用することができます。

また、伊豆半島では数少ない、年間を通してナイトダイビングを開催できるポイントとしても知られています。

獅子浜の魅力

海水をそのまま引き込んだプール

獅子浜最大の魅力は、ダイビングプールと海が隣接していることです。プールで基本スキルを確認した後、そのまま海へ移動できるため、安全性の高いライセンス講習を行うことができます。その利便性から、多くのダイビングショップがオープンウォーター講習で利用しており、当店でも講習の多くを獅子浜で開催しています。

また、海へのエントリーもしやすく、水中も初心者が安心して練習しやすい環境です。プールと海を効率よく行き来できる施設は伊豆半島でも珍しく、ライセンス講習を行う環境としては伊豆半島で最も優れたダイビングスポットといえるでしょう。

獅子浜のポイント紹介

獅子浜ビーチ

エントリーしやすいスロープや砂浜

浅場(水深:5〜10m)

講習や初心者ダイバーに適したフラットな地形が広がり、安心してスキル練習を行える環境が整っています。水中には講習用のバーが複数設置されており、浮力コントロールに慣れていない初心者でもバーにつかまりながら落ち着いて練習することができます。

真実の口はちょっとしたアミューズメント

また、人工魚礁や「真実の口」などの水中オブジェも設置されているため、講習中でも楽しみながらダイビングを経験できることも獅子浜の魅力です。

まっすぐ沖に向かって深くなる分かりやすい地形

スロープ(水深:15〜25m)

水深10mを過ぎると地形は一気に急斜面となり、ディープエリアへと続いています。水深20m前後ではアカオビハナダイの群れが見られ、色鮮やかな景観を楽しめます。講習だけでなく、生物観察や水中写真を目的としたファンダイビングにも人気のエリアです。

ステージ2(水深:30m前後)

水深30m前後に設置された人工物を目印に潜るディープエリアです。魚影も濃く、ディープダイビング経験者向けのポイントとして人気があります。テクニカルダイビングでは、さらに深い水深まで潜り、高度なトレーニングを行うこともできます。

獅子浜のダイビングで注意したいこと

獅子浜では、海況によって潮流が発生することがあります。講習中や泳力に不安がある場合は、無理に水中を移動せず、一度水面へ浮上して水面移動を行う方が安全な場合もあります。

また、雨の後などは透明度が大きく低下することがあります。透明度が悪く安全管理に問題が生じる危険性がある場合は、無理に潜らずダイビングを中止・延期する判断も大切です。

水底にはガンガゼやラッパウニが多く生息しています。どちらも鋭い棘を持っているため、着底する際や移動中は不用意に触れないよう注意しましょう。

獅子浜に必要なスキルと器材

ウニによるケガを防ぐためにも、中性浮力を身につけておくことが大切です。着底せずに泳げるようになれば、ガンガゼやラッパウニとの接触リスクを大きく減らすことができます。

また、深場ではダイブコンピューターで現在の水深や無減圧限界をこまめに確認しながら潜りましょう。ディープダイビングは、余裕のある潜水計画を立て、ダイブコンピューターで窒素の蓄積状況や無減圧限界を確認しながら、計画どおりにダイビングを行うことが重要です。

獅子浜はこんな人におすすめ

獅子浜は、トレーニングに特化したダイビングスポットです。オープンウォーター講習から各種スペシャルティ、ダイブマスター・インストラクターなどのプロコースまで、幅広いトレーニングに対応できる施設と海がそろっています。初心者からプロを目指すダイバーまで、安心してスキルアップに取り組める環境です。

レクチャールームも広く使え、学科講習やログ付けなど雨天時にも便利

ライセンス取得やスキルアップを目指すすべてのダイバーにおすすめのダイビングスポットです。

ゲスト目線で見た獅子浜

当店では、オープンウォーター講習やプロコースで獅子浜を利用することが多く、多くのゲストにとって「ダイビングを学んだ思い出の海」として印象に残っています。

ガイド目線で見た獅子浜

私は獅子浜でオープンウォーター講習やプロコースを担当することが多いですが、獅子浜は講習を行ううえで非常に恵まれた環境が整っていると感じています。プールと海を組み合わせて効率よくトレーニングを進められるほか、水中の地形もシンプルなため、受講生一人ひとりの安全管理に集中できる点が大きな魅力です。

一方で、水深10mを超えると地形が一気に急深になります。浮力コントロールが安定していない受講生や、耳抜きに苦戦する方もいるため、深場へ移動する際は潜降スピードや浮力の変化に十分注意しながら講習を進めています。

獅子浜のダイビング情報まとめ

獅子浜は、伊豆半島で最も優れた講習環境を備えたダイビングスポットです。穏やかな海況が多く、オープンウォーター講習から各種スペシャルティ、ダイブマスター・インストラクターなどのプロコースまで、幅広いトレーニングに利用されています。

深場ではアカオビハナダイの群れなど、ファンダイビングの魅力も兼ね備えています。特にディープダイビングやナビゲーションの練習には最適な環境です。

ライセンス取得やスキルアップを目指している方はもちろん、基本スキルを磨きたい経験者にもおすすめのダイビングスポットです。伊豆で安全にライセンス取得やスキルアップを目指す方に、ぜひおすすめしたいダイビングスポットです。

サイト管理人
そーさん

インストラクター歴18年。沖縄で修行を積み、伊豆半島へと拠点を移す。伊豆のダイビングシーンに可能性を見出し、川奈を拠点にダイビングショップ【SUNla伊豆】を立ち上げる。現在はインストラクタートレーナー(インストラクターを教育できる最高資格)として若手インストラクターのコーチングだったり高度なダイビングのガイドやトレーニングを行っている。

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