今年も、憧れの秘境、小笠原へ。
この記事では、今までの6回のトリップ経験で培った、小笠原への行き方や道中の楽しみ方、おすすめのダイビングポイント、島での過ごし方などをダイバー・観光客それぞれの目線で紹介していきます。
小笠原のことをまだよく知らないけど興味がある方、いつか行ってみたいと思っている方に向けて実際のツアーレポートを交えながら、その魅力をお伝えします。
一生に一度は訪れてみたい、日本で最も遠い秘境と言ってもいい小笠原。気軽に何度も行ける場所ではないと思いますので、この記事が皆様の小笠原旅行をより充実したものにする一助となれば幸いです。
小笠原とはどんな場所?

東京から約1,000km、飛行機では行けない島

小笠原は東京から南に約1000kmの場所にある、複数の島々からなる離島です。飛行機は就航しておらず、おがさわら丸で片道24時間もの時間をかけてアクセスする必要がある、日本で最も遠い離島の一つです。
旅程は最短でも6日間が必要で、決して気軽に行ける場所ではありません。
そういった理由もあり、外界から隔離された環境の中で独自の進化を遂げた固有種の動植物が数多く生息しています。その貴重な自然環境が評価され、2011年にはユネスコ世界自然遺産に登録されました。
小笠原ダイビングの魅力
ボニンブルーと呼ばれる美しい海。

ダイバーなら一度は潜ってみたい小笠原だと思いますが、その魅力の一つはボニンブルーと呼ばれる、まるでインクを落としたようなビビッドな青色の海です。沖縄のような明るい海とも一味違い、深い群青色の海に包まれる小笠原のダイビングでは、エントリーした瞬間にCGのような景色に戸惑うことでしょう。
国内屈指の大物ダイビングスポット。

人の手がほとんど入っていない、ありのままの自然が残されてきた小笠原では、数々の大物との遭遇が期待できます。
代表的な生物としては、
- イルカ(通年)
- イソマグロ(夏季)
- シロワニ(通年)
などが挙げあられます。
それぞれ季節やタイミング次第ではありますが、狙い方次第でこれらの大物とダイビングで遭遇できる可能性を秘めています。時にジンベエザメやマンタも出現することもあり、いつでもビッグドリームを期待しながらダイビングを楽しむことがでる海です。
さらに夏季はマッコウクジラ、冬季はザトウクジラが島周辺を回遊しています。ダイビング中に出会うことは簡単ではありませんが、船上からホエールウォッチングができることがあります。
以前のツアーではマッコウクジラの群れを船の上から見ることができ、ゲストと一緒に大興奮しました。
片道24時間という長い船旅は決して楽ではありません。しかし、その時間さえも旅の一部だと感じられるほど、小笠原には他では味わえない魅力があります。
なぜ僕が何度も小笠原へ通うのか
初めて僕が小笠原へ行ったのは2019年のことです。サンライズを開業して3年目の夏のことです。
当時、経験豊富なゲストや先輩ダイバーから「一番感動した海は小笠原だった」「小笠原のブルーが忘れられない」などの言葉を多方面から聞くことが多く、インストラクターとして一度は訪れてみたい気持ちがありました。
一方で沖縄に住んでいた僕からすると、24時間もかけて小笠原へ行く価値があるのか?と疑いの気持ちもありました。同じ熱帯の南国で、それほどダイビングの質が変わるものなのか、その真相をこの目で確かめてみたくて、小笠原ツアーを企画しました。
初めてのおがさわら丸の24時間は、果てしなすぎたのを今でも覚えています。期待感で何度も寝ては起きてを繰り返し、やっと島が見えた時、もうすでに感動していました。
そして潜った嫁島「マグロ穴」の景色に僕は小笠原の虜になりました。

エントリーした瞬間の目を奪う、青。薄暗い洞窟の中に徐々に見えてくる、巨大な影。壁に張り付きながら静かにアプローチしたその先にようやく全体像が見えてきました。巨大なイソマグロが穴の中を旋回しつつ、カッポレ、マダラエイ、コクハンアラ、ネブリブカなどの主役級の魚が視野の中に次から次に入ってきます。
透明度50mは見えているのではないか?そう感じるほどの果てしない透明度と、マグロ穴の神秘的な造形、巨大なイソマグロが旋回する景色は、まるで銀河系、宇宙を見ているような壮大なインパクトだったことを覚えています。
それ以降、この感動を一人でも多くのダイバーに味わってほしい。その思いから、毎年のように小笠原ツアーを開催しています。
小笠原へのアクセス

小笠原トリップは「おがさわら丸」から始まる。
交通事情が良いこの現代、船を使って24時間という原始的な移動手段を楽しむのも、小笠原トリップの醍醐味です。アクセスが簡単では無いからこそ、旅を特別なものにしてくれます。
360度を海に囲まれた世界で24時間を過ごし、ついに島影が見えた瞬間は、まるで大航海時代の航海士になったような冒険気分を味わえます。
船旅では、水平線へ沈む夕日と、水平線から昇る朝日が大きな見どころです。日の入り・日の出時刻は船内にも案内されているので、ぜひ甲板へ出て雄大な景色を楽しんでみてください。
おがさわら丸は、食事から、シャワー、トイレなど生活に必要な全てが整っています。客室は特1等から2等和室までさまざまなタイプがあり、予算や過ごし方に合わせて選ぶことができます。
おがさわら丸
出港場所:東京竹芝桟橋より11:00出港
所要時間:父島二見港まで24時間
6日間を1航海として東京ー小笠原を往復
おがさわら丸について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
それでは旅の様子とともに小笠原の魅力をどうぞお楽しみください。
小笠原トリップレポート2026
3分動画で分かる小笠原の魅力。2026年小笠原トリップダイジェスト。
旅の準備と持ち物
小笠原に行くには、おがさわら丸のチケットを購入することから始めます。出港日のきっかり2ヶ月前から発売が始まりますので発売と同時に確保しておきましょう。発売開始直後は電話が非常に混雑し、なかなかつながりません。
ちなみに今回は1時間以上かけ続けて、ようやくつながりました。
宿泊施設も限られているので、おがさわら丸のチケットよりも先に宿泊先を確保しておいた方が良いでしょう。同時にダイビングショップの予約も済ませておきましょう。
宿、ダイビングショップ、おがさわら丸のチケットが確保できたらひと安心。あとは旅の準備をするだけです。
ダイビング器材は重いので可能なら予め現地に送っておくのがおすすめです。器材を事前に発送する場合は、おがさわら丸の運航日程を確認し、自分が乗船する便の一便前で現地へ到着するよう発送しておきましょう。
小笠原の旅に持っていきたい持ち物
衣類
- 水着
- ラッシュガード
- タオル
- 着替え
- 着替えポンチョ
日焼け・暑さ対策
- 日焼け止め
- 帽子
- サングラス

洗面用品
- 歯ブラシ
- スキンケア用品
その他
- 保険証
- 現金
- 水筒
- ウォータープルーフバッグ
- カメラ
- 充電器
- 酔い止め(アネロン推奨)
- 本
- ダウンロードした映画
- トランプ・ボードゲーム
おがさわら丸では電波が繋がらないので映画などをダウンロードしておくと良いでしょう。本がお好きな方は思う存分この機会に読んでも良いかもしれません。
仲間内で行く方は、トランプやボードゲームを持ち込んでも面白いですよ。
おがさわら丸ではStarlink Wi-Fiが¥4,000/1日で利用できますが、通信はあまり安定せず、動画視聴などにはあまり向いていません。
おがさわら丸編

今回のツアーは経験本数30本ほどの初心者ダイバーから、300本を超えるベテランダイバーまで、合計8名で楽しんできました。

6月某日。11:00竹芝桟橋からの出港です。都会の喧騒を離れ、電波も通じない24時間の船旅の始まり。東京の大都市を見送りながらこれから未知の旅の始まりに、皆心をときめかせています。
この24時間をどう楽しむかが、小笠原トリップの醍醐味の一つです。とりあえず、乾杯して旅の始まりをお祝い。

少し汗ばむほどの強い日差しの中、東京湾を南に一直線。清々しい海風を感じながら、少しずつ遠ざかっていくビルの景色を楽しみます。
平日の真昼間からお酒が飲めることに優越感を感じつつ、それぞれのメンバーを紹介し、懇親を深めていきます。
その後は、トランプをやったり、思い思いに船内を散策したりしながら、長~い船旅を楽しみます。
今回の小笠原丸のお部屋は2等寝台。二段ベットになっていて、カーテンで仕切られた半個室で、プライベート感もあり快適です。
残念ながら雲が多く夕焼けは拝めませんでした。レストランで夕食を食べて、各々少し早めの就寝としました。翌朝の朝日に期待しましたが、こちらも残念ながら雲が多く朝日を見ることはできませんでした。最近寝不足が続いていたので、二度寝して思う存分寝腐りました(笑)。
デジタルデトックスと、十分な睡眠は島へ着く前の準備運動みたいでちょうど良いんです。

さすがに寝過ぎてもう寝てられないので甲板に出てみると、水平線の彼方に島が見えてきました。
こんな海の果てに本当に島があるんだぁと毎回感動します。飛行機と違い、その距離を時間と体で感じることができるんです。これが船旅の魅力でもあります。
いよいよ父島へ到着

父島二見港に着くと、宿泊施設やダイビングショップの方々が送迎のために待ってくれています。ダイビングショップを利用する方は、主にダイビングショップが送迎をしてくれます。観光目的の方は宿泊先の方に送迎を予めお願いしておくと良いでしょう。

島に降り立つと突き刺すような日差しと、むせ返るような熱気に包まれ、南国に来たことを感じました。ちょうどこの便から梅雨が明けたそうでラッキーです。

様々な熱帯植物や花々が咲き、道中の景色も楽しませてくれます。

今回お世話になった宿泊先は今年からオープンしたドミトリーの宿泊施設「すなめり」さんです。初めての利用でしたが、施設内に冷蔵庫やキッチンがあり、食事の選択肢が限られる小笠原ではとても助かりました。
マスターの「おだっち」さんは、もともと小笠原のファンで何度も通っていたそうです。小笠原への思いが募り、ついには脱サラして小笠原へ移住し、ゲストハウスを営んでいて、まるでドラマのような人生を送っている方です。いつも笑顔で僕らを快く受け入れてくださり、大変お世話になりました。
到着したその日から、さっそくダイビングスタート!
そそくさと着替えをして早速ダイビングの準備です。到着日は時間が無いので何かと慌ただしくなります。予め水着を着ておくなどすると、時短できておすすめです。
今回ダイビングでお世話になるのは小笠原のダイビングショップ「シーズナル」さんです。以前からサンライズでは、お世話になっていたダイビングショップ「ウラシマン」の後を引き継ぎ、2025年からシーズナルとして若手オーナーの「ともや」君が経営をされています。

ともや君は元々島の老舗で10年ほどのキャリアがあり、島や海を知り尽くしたガイドなので、安心してお任せできます。
今年もどんな海が待っているのか。期待に胸を膨らませながら、小笠原最初のダイビングへ向かいました。
現地でダイビングするなら
私たちが小笠原でお世話になったダイビングショップです。
現地を知り尽くしたガイドによる少人数制で、父島周辺はもちろん、海況が良ければケータ(嫁島・聟島方面)の遠征も楽しめます。
初めて小笠原へ行く方にも安心しておすすめできるショップです。
到着日のダイビング
到着日の1本目のダイビングは「チェックダイビング」からのスタートです。湾内などの浅場のポイントで体調やスキルの確認、器材の確認などをしながらダイビングを楽しみます。
チェックダイビングではゲストのスキル評価も行われるため、ここで良い評価が得られないと、その後のダイビングポイントが制限される場合もあります。何としても良い評価を勝ち取りたいところです(笑)。
小笠原の海は初心者でも楽しめますが、できることなら一級ポイントで潜りたいものです。スムーズな潜降、ロープを使わない安全停止、標準的なエアの消費量、ダイブコンピューターを正しく使えること、インストラクターとのコンタクトなどがしっかり取れないと、難易度の高いポイントは選択肢から外されます。
小笠原の海を思う存分楽しむなら経験本数はできれば50本以上で、基礎スキルに不安の無い状態で挑むことがおすすめです。
今回のチェックダイビングは日吉丸という沈没船のポイントです。チェックダイビングと言っても、そのポテンシャルはさすが小笠原。

早速ツバメウオの群れが僕らを出迎えてくれました。

こちらは太平洋戦争で使用したとされる魚雷です。このような戦争の跡が生々しく観察できるのも歴史を感じられるダイビングポイントと言えるのではないでしょうか。
早速、一級ポイントの閂(カンヌキ)ロックへ
ちょっとしたトラブルもありつつ、何とかチェックダイビングは合格できたようで、2ダイブ目は父島の一級ポイント、閂(カンヌキ)ロックへと案内してくれました。

ここ閂ロックは潮が流れやすく、エントリーのタイミングが限られたポイントです。干潮から上げ潮へ切り替わる潮止まり前後が狙い目となるため、他船とのポイント争いも激しく、スキルも必要な為、簡単にエントリーできるポイントではありません。
この時期、閂ロックには陽が陰る午後になるとイソマグロが集まります。小笠原のイソマグロは沖縄などで見る個体よりも随分デカく、当たった時の爆発力はハンパじゃないです。
僕が小笠原でリクエストを入れられるなら、ここ「閂ロック」は必ず選ぶポイントの一つです。
2024年のツアーで撮影した閂ロックのイソマグロの群れは圧巻でした。イソマグロ以外にも、ギンガメアジの群れや、夏から秋にかけてはウシバナトビエイの群れにも出会えるチャンスがあります。
今回はというと、ちょっとマグロはお出かけ中?のようで、撮影できるほどの距離に接近することはできませんでしたが、天国のような砂地をドリフトするのも閂ロックの楽しみ方の一つです。
中性浮力を使ってホバリングしていると、まるで空を飛んでいるような感覚で、浮遊感を楽しむことができます。真っ白な砂地で無数のイカナゴが群れの中を漂いながらドリフトを楽しみます。2022年のツアーではこの砂地で、巨大ハンマーヘッドシャークを見ることもできました。
絶対に外せない【南島観光】
父島の南西にある小さな離島が南島です。ここは認定ガイドの同行なしでは上陸することができず、小笠原の中でも特に厳しく自然保護された特別保護地区に指定されています。
一般観光客も多く訪れますが、ダイバーはダイビングの合間に案内してもらうことが多いです。ともや君も今年、南島ガイドの認定を取得したので、今回は南島観光も合わせて楽しむことにしました。
観光客と違い我々ダイバーはなんと、海から泳いで上陸します(笑)。
そんなエンタメも楽しみながら、島に上陸するとそこには、まるで地球の果てに来たような絶景が待っていました。

僕はいつもここに来ると映画「THE BEACH」を思い出すのですが、ゲストのるーちゃん曰く「まるでアダムとイブになったみたい」なんて面白いコメントもしていました。
南島のシンボルの扇池。もはや小笠原のシンボルと言っても良いかもしれません。
南島の魅力は、美しい景色だけではありません。海岸には、すでに絶滅してしまった陸産カタツムリ「ヒロベソカタマイマイ」の半化石状の貝殻が大量に堆積しており、小笠原の長い自然の歴史を感じることができます。

また、南島はアオウミガメの重要な産卵地でもあります。砂浜に残されたウミガメの足跡や産卵跡、ふ化した卵の殻を見ることができ、野生動物の営みを間近に感じられます。
木々の間には、小笠原周辺でのみ繁殖する希少なオナガミズナギドリの巣が点在し、時期によっては親鳥や雛を観察できることもあります。世界自然遺産ならではの豊かな生態系を体感できることも、南島を訪れる大きな魅力の一つです。

南島へ上陸した後は、島の頂上を目指して約15分のハイキングを楽しみます。距離はそれほど長くありませんが、石灰岩が露出した足場は決して歩きやすくないため、一歩ずつ足元を確認しながら進みます。

頂上に到着すると、目の前には南島を代表する絶景「扇池」が広がり、振り返れば父島と、その奥には小笠原のシンボルとして知られる「ハートロック」を望むことができます。360度に広がる大自然は、まさに小笠原ならではの景色です。

美しい景観だけでなく、手つかずの自然や静寂に包まれた島全体が、まるで聖域のような独特の雰囲気を醸し出しています。南島は、小笠原を訪れたらぜひ一度は足を運んでいただきたい、特別な場所の一つです。
晩御飯の準備
ダイビングと南島観光を思い切り満喫し、小笠原での初日はあっという間に過ぎていきました。父島に到着してまだ半日ほどしか経っていないとは思えないほど内容が濃く、参加した皆さんも初日から大満足の様子です。
今回は、最終日の夕食だけ飲食店を予約し、それ以外の日はみんなで自炊を楽しむことにしました。宿へ戻ってシャワーを浴び、一息ついたらスーパーへ買い出しに出かけ、さっそく夕食の準備を始めます。

今回宿泊したゲストハウス「すなめり」には調理器具やコンロが揃っているため、食材を持ち寄ってみんなで料理を楽しむことができます。

窓の外には真っ赤に染まる夕方の空が広がり、小笠原ならではのゆったりとした時間の中で過ごした夕食の準備も、この旅の大切な思い出になりました。

食後は、小笠原のもう一つの魅力である満天の星空を見に外へ。しかし、この日は雲が多く、期待していた「星が降るような夜空」を見ることはできませんでした。今回の滞在中は、3日間とも満天の星空を見ることは叶いませんでしたが、それもまた自然が相手の旅ならではです。次に訪れる楽しみが一つ増えたような気がします。
小笠原の食事事情
初めて小笠原を訪れる方は、「離島だから食事には困るのでは?」と不安に感じるかもしれません。確かに本土と比べると制限はありますが、実際に訪れてみると想像以上に快適に過ごすことができます。
父島(大村地区)には代表的なスーパーが2店舗あり、規模はそれほど大きくありませんが、生鮮食品や冷凍食品、日用品まで一通り揃っています。島で暮らす人たちも普段利用しているスーパーなので、必要な食材は大抵揃っています。
ただし、営業時間は18時頃までと早めです。ダイビング後は時間があっという間に過ぎてしまうため、買い出しを予定している場合は閉店時間に間に合うよう行動しましょう。
また、入港日(父島に到着した日)は、船で運ばれてきた荷物や食料を求めて島民や観光客がスーパーに集まり、店内は非常に混雑します。時間に余裕を持って買い出しへ行くことをおすすめします。
外食については、離島とは思えないほど飲食店が充実しており、島寿司や和食はもちろん、洋食や中華など幅広いジャンルのお店があります。どのお店も料理のクオリティが高く、食事を楽しみに小笠原を訪れても満足できるでしょう。
小笠原ならではのウミガメ料理や、その日に水揚げされた新鮮な地魚を味わえるお店もあります。中でも、島の人たちが口を揃えて「ぜひ食べてほしい」とおすすめする魚が「カッポレ」です。クセのない上品な味わいで、小笠原を訪れたら一度は味わっていただきたい名物の一つです。
私はこれまでいくつかの離島で生活した経験がありますが、小笠原ほど「食」に恵まれた離島は珍しいと感じています。ダイビングだけでなく、食事も旅の大きな楽しみになるはずです。
一つだけ注意したいのは、人気店の多くが予約制、または予約で満席になることです。特に観光シーズンは予約で満席になっていることも多いです。気になるお店がある場合は、事前に予約をしておくことをおすすめします。
ケータ遠征|小笠原ダイビングの真髄
「ケータ」とは、父島の北約50kmに位置する聟島(むこじま)列島を指すダイバーの呼び名です。定期船はなく、ダイビング船や釣り船でしかアクセスできないため、小笠原の中でも特に手つかずの自然が残る秘境として知られています。
小笠原を代表するダイビングポイント「マグロ穴」も、このケータエリアにあります。僕自身、ケータ遠征をしてこそ小笠原ダイビングの真髄に触れられると言っても過言ではないと思っています。
そのため、多くのダイバーにとって、ケータ遠征は小笠原ダイビングで最大の目的の一つです。
しかし、誰でも簡単に行ける場所ではありません。父島から片道約2時間の航海が必要で、海況が少しでも悪ければ遠征は中止になります。風が弱く、海が穏やかな日にしか行くことのできない特別な海域なのです。
だからこそ、ケータへ向かえると決まった朝は、船の上にも自然と期待と高揚感が漂います。ダイバーなら誰もが胸を躍らせる、小笠原屈指の特別な一本が待っています。

今回はラッキーなことに海況に恵まれ、小笠原早々にケータ遠征が叶うこととなりました。
マグロ穴で起きた奇跡
今回はケータを思う存分楽しむため、無理を言って早朝から船を出していただき、3ダイビングのケータ遠征を計画しました。
父島から約2時間。穏やかな海を進み、ついに嫁島の「マグロ穴」へ到着です。

「マグロ穴」という名前の通り、このポイントの主役は巨大なイソマグロの群れです。しかし、僕にとってこのポイントが特別なのは、それだけではありません。
昨年のツアーでは、マグロ穴周辺で1ダイビング中に7頭ものシロワニと遭遇しました。現地ガイドも驚くほどの光景で、僕自身、これまで経験したダイビングの中でも指折りの一本となりました。
そして一年ぶりに訪れたマグロ穴。
「今日はどんな景色を見せてくれるのだろう。」
そんな期待に胸を膨らませながら、ゆっくりと海へエントリーしていきます。

やはりいました!特大級のイソマグロが旋回しています。マグロを驚かせないように壁に沿いながら、ゆっくりアプローチするのが接近するコツです。ゲストの様子を確認しながら、距離を詰めていきます。
そうしていると、なんと――。
穴の影からシロワニがこっちに向かって泳いできます。マグロも見たいがシロワニも見たい。情報が渋滞していて僕の思考と体が追いつきません。
マグロ狙いはゲストに任せ、僕はシロワニを狙います。
一見イカつく怖そうな見た目のこのサメですが、人に危害を与えることはほとんどありません。刺激せずにじっくり撮影チャンスを待ちます。そうすれば向こうから寄ってきてくれます。緊迫した時間の中で、目一杯引き寄せたところでシャッターを切ります。


マグロ穴は多くのダイビングショップが公平に潜れるよう1チーム15分というルールがあります。
イソマグロの納得できる写真は撮れませんでしたが、名残惜しくもマグロ穴を後にしました。
奇跡の水中イルカとの遭遇
悔しさを残しつつも
「今日はもう十分」
「マグロも見れた」
「シロワニも撮影できた」
そう思いながら水中を移動していると、何やら中層から巨大な影がこちらに向かってきます。
「マグロ?」
「いやデカすぎる」
ガイドのともや君はいち早くそれに気がつき、体を回転させながらコンタクトを図ります。
ついに出た!
ダイバーなら誰もが一度は夢見る、
「ミナミハンドウイルカ」です。
4頭のイルカが僕らのチームを歓迎するように、ぐるぐる周囲を回ってくれています。
僕の頭もパニック状態で、
撮るのか、
見るのか、
何が正解か分からなくなり、突然訪れた奇跡に、ただ呆然とイルカを眺めていました。


18年間で過去最高のダイビング
18年間、国内外さまざまな海を潜ってきました。
それでも僕の「過去最高のダイビング」は、何度もマグロ穴が更新してくれます。
初めて潜った2019年。
シロワニ7頭に囲まれた昨年。
そして今年。
また記録を塗り替えられました。
現地ガイドでもそう何度も出会える光景ではありません。狙って見られるものではありませんが、透明度、イソマグロの量や接近度、シロワニの数や大きさ、さらにはイルカまで──訪れるたびに期待を上回る景色を見せてくれるマグロ穴は、僕にとって何度潜っても憧れ続ける特別なポイントです。
まだまだ秘められたケータの実力
そして、とっておきのポイントがまだあります。僕もまだ潜ったことがないのですが、船長に「ここはもっと凄いぞ」と言われたポイント、それが「ブンブン」です。
船長がマグロ穴以上かもしれないと話す「ブンブン」。今回も潜ることは叶わなかったですが、一体何がそこまで凄いのか、きっと来年は目で確かめられるはずです。
さらに夢があるのは1泊2日でのケータ遠征です。日帰りでは聟島列島の中でも最も近い嫁島までが遠征範囲ですが、この先にも聟島列島は続きます。その先に行くには船中泊での泊まり遠征が必要です。この先の聟島列島のポイントがどんな世界なのか僕はまだ知りません。
いつかそんな夢のあるケータで泊まり遠征もやってみたいと思います。一生かけて何度でもチャレンジしたくなる小笠原の真髄、ケータをぜひ皆様も潜ってみてください。
小笠原には、何度潜っても新しい夢があります。
だから僕は、またこの海へ帰ってきます。
来年も、その次の年も。
さてこの後もケータのダイビングは続きましたが、ここまでで相当なボリュームになってしまったのでこの後のダイビングログだけ記しておきます。
小笠原2日目ダイビングログ
【嫁島 マグロ穴】
・イソマグロ
・シロワニ
・ミナミハンドウイルカ
【人差し岩】
・ウメイロモドキ(凄い量)
・カッポレ群れ
【北の根】
・トウモンウミコチョウ(激レア)
・ウミウシ多数
【青灯台】ナイトダイビング
・フジナミウミウシ
・他甲殻類など
小笠原3日目|父島3ダイブ
まだまだ続く小笠原ツアー。旅もいよいよ折り返しとなる3日目は、父島周辺で3ダイビングの計画です。父島周辺でのビッグポイントと言えば、
南の「閂ロック」
西の「サーウェス」
東の「ドブ磯」
この3ポイントは外せないでしょう。この日は西の「サーウェス」で潜ることに。父島で最も西に突き出た外洋ポイントのため、潮流の影響を受けやすいポイントです。
サーウェスの見どころは「ムレハタタテダイ」の乱舞。潮止まりを狙ってエントリーし緩い流れの中、隠れ根に取りつきます。それでもまだ、潮が少し速すぎたためかまとまった群れはディープエリアに行ってしまい、ややまとまりに欠けた群れでした。
昨年のサーウェスが凄かっただけに今年は見劣りましたが、安全停止中にハンマーヘッドシャークも出現。遠かったので撮影には至りませんでしたが、やはり潮がしっかり当たるポイントだけあって、いつ何が現れてもおかしくない。そんな期待を抱かせてくれる、父島を代表する一本でした。
小笠原で出会えるイルカ
小笠原ダイビングで外せない魅力の一つが、野生のイルカとの出会いです。今回のようなダイビング中に出会うケースは稀ですが、船上からのドルフィンウォッチングや、スノーケルでのドルフィンスイムは高確率です。
もちろん自然相手なので100%出会えるとは言えませんが、僕がこれまで開催した小笠原ツアーでは、毎回どこかのタイミングでドルフィンスイムを楽しむことができています。ゲストの皆さんも毎回大興奮で、小笠原を代表する感動体験の一つと言えるでしょう。
小笠原周辺で出会えるイルカは、主にミナミハンドウイルカとハシナガイルカの2種類です。
今回マグロ穴で出会えたのはミナミハンドウイルカでした。ハシナガイルカよりも体が大きく、とても人懐っこい性格をしています。好奇心旺盛な個体はダイバーやスノーケラーの周りをぐるぐる泳ぎ、一緒に遊んでくれることもあります。ダイバーにとっては、まさに憧れの存在です。
一方のハシナガイルカは、大きな群れを作ることで知られ、時には100頭を超える群れに遭遇することもあります。船の周りを一斉に泳ぐ姿は圧巻で、小笠原ならではのスケールの大きさを感じさせてくれます。
そして今回のツアーでも、そのチャンスは突然やってきました。
ダイビングの休憩中、ハシナガイルカの大群に遭遇!
3日目のダイビングの休憩中、船長が突然アクセルをふかし、急旋回しました。船長の目線の先には、凄い数のイルカが飛び跳ねています。

ガイドのともや君からは、「ハイ急いで準備してー!!」の掛け声がかかります。そうです、ドルフィンタイムです。
小笠原滞在中は、3日も潜れば1日くらいはこんなチャンスがあります。急いでカメラを構え、フィンマスクを装着。スノーケルを咥えてスタンバイ。船長のアナウンスに従い一斉にエントリーします。

水中に顔をつけると目の前には想像をはるかに超える数のイルカたちが泳いでいました。遊んでくれる子達ではありませんが、野生のイルカが優雅に泳ぐ姿をゆっくり観察することができるだけで十分な感動体験です。
そして、水中だけでなく、船のすぐそばでジャンプしたり、並走したりするイルカを眺める時間もまた格別です。
「小笠原に来たら、絶対に見たい。」
そう思っていた景色を、今回も無事に見ることができました。
ダイビングだけでは終わらない。イルカとの出会いも、小笠原を何度でも訪れたくなる理由の一つです。
最後の夜は仲間と乾杯

小笠原最後の夜は、島の居酒屋「CHARA」さんで打ち上げです。
今回のツアーで感動した出来事や、うまくできなかった耳抜きの話、悔しかったシーンなど、ダイビングの思い出話に花が咲きます。

どんなに素晴らしい景色を見ても、その感動を誰とも共有できないのは少しもったいないことです。同じ景色を見て、同じ感動を味わい、笑い合える仲間がいること。ダイビングはそういった人とのご縁も繋げてくれる素敵な趣味だと思います。
「CHARA」のマスター、セイジさんとはもう何年ものお付き合いです。釣り好きのセイジさんが仕入れる地魚はどれも絶品で、僕も釣り好きなので、気が付けば毎回釣り談義で盛り上がってしまいます。
いつも美味しい料理でサンライズのメンバーを迎えてくださり、本当にありがとうございます。

この日のお刺身盛り合わせには、小笠原を代表する高級魚「カッポレ」も入っていました。上品な甘みと、しっとりとした艶のある舌触りはまさに絶品。島の人たちが「小笠原へ来たらぜひ食べてほしい」と口を揃える理由が、一口食べればすぐに分かります。
こうして仲間と食卓を囲みながら旅を振り返る時間も、小笠原ツアーの大切な思い出の一つです。
小笠原ならではの夜の楽しみ
夕食を終えた頃、ガイドのともや君が「これから面白いものを見に行きましょう!」と声を掛けてくれました。
食後は船ではなく車に乗り込み、一行は夜の山へ向かいます。
窓を開けると、昼間とは違うひんやりとした夜風が吹き込み、長いようであっという間だった小笠原の旅も、いよいよ終わりが近づいていることを感じさせます。
今夜の目的は、なんと光るキノコ「ヤコウタケ」。
普段はダイビングインストラクターをしている僕ですが、実はキノコ界隈では少しだけ知られたキノコ好きでもあります(笑)。
そんな僕が以前から一度は見てみたいと憧れていたのが、このヤコウタケです。
車を降りたら、道路沿いをゆっくり歩きながら森の中を探します。山登りのような大変な道ではないので、気軽に楽しめるナイトツアーです。
しばらく歩いていると、暗い森の奥で何やらぼんやりと緑色の光が浮かび上がっています。
「……あれは、まさか。」
ともや君が「ありました!」と声を掛け、見やすい場所まで案内してくれました。
目の前にあったのは、幻想的な光を放つヤコウタケ。
「本当に光ってる!」
みんな声を揃えて驚いています。

もっと淡く控えめに光るものだと思っていましたが、想像以上にはっきりと輝いていて、その神秘的な姿に思わず見入ってしまいました。
昼は世界屈指の海を潜り、夜は光るキノコを探す──。
こんな一日を過ごせる場所は、日本中を探しても小笠原くらいではないでしょうか。
島のナイトを楽しむならトビウオ桟橋
今回のトリップでは訪れることができませんでしたが、僕が小笠原へ来るたびに必ず立ち寄るお気に入りの夜スポットがあります。
それが**「トビウオ桟橋」**です。
父島の中心部から徒歩約20分。海沿いをのんびり歩いた先にあるこの桟橋には常夜灯が設置されており、夜になると海の中を覗くことができます。
時にはシロワニやマダラエイといった大物が姿を現すこともあり、それらを陸の上から観察できる、とても贅沢な場所です。
そして、この場所の魅力は海だけではありません。
夜になると島民や観光客が自然と集まり、子どもたちが遊んでいたり、旅人同士が情報交換をしていたりと、とても賑やかな雰囲気になります。言うなれば、小笠原の渋谷のような場所です。
岸壁に腰を掛けたり、寝転んだりしながら海を眺め、そこで出会った人たちと語り合う時間も、この島ならではの楽しみ方の一つです。
どんな大物が現れるのかをワクワクしながら待つ時間も含めて、トビウオ桟橋には小笠原らしいゆったりとした時間が流れています。
そんな島の夜を味わいたい方には、ぜひ一度訪れていただきたいおすすめスポットです。
小笠原DAY4|出港日
長かった小笠原の旅も、いよいよ最終日を迎えました。
「最終日は観光でもする?」
そんな話も出ましたが、返ってきた答えは全員一致。
「やっぱり潜りたい!」
せっかく小笠原まで来たのですから、最後の最後まで海を満喫します(笑)。
最終日に向かったのは父島東側の人気ポイント**「ドブ磯」**。

父島周辺でも屈指のビッグポイントで、大型回遊魚との遭遇率が高いことで知られています。
水深約60mの海底から水面近くまで垂直にそびえ立つ巨大な岩は、まるで海の中に建つ高層ビルのよう。その圧倒的なスケールは、エントリーした瞬間からダイバーを魅了します。
ダイビングでは、その巨大な岩の周囲をぐるりと回ったり、岩の中央に走るダイナミックな亀裂を抜けたりしながら、イソマグロやカンパチ、ロウニンアジなどの大型回遊魚との出会いを狙います。
朝一番のドブ磯では、期待どおりイソマグロの群れが姿を現し、さらにロウニンアジも数個体見ることができました。
僕らの次に入ったチームはなんとジャイアントマンタを見れたそうです!ニアミスが悔しいですが、さすがのポテンシャル。ケータとはまた違った迫力を持つ父島の代表ポイント。その実力を十分に感じさせてくれました。
そして気が付けば、残るダイビングもあと一本。
楽しい時間ほど、本当にあっという間です。
小笠原トリップ最後のダイビングは、「スクランブル」で締めくくることになりました。
このポイントは根魚が多く、色鮮やかな魚たちが群れるため、写真や動画の撮影にもぴったりの人気ポイントです。

最後の思い出を残そうと、いつものようにヨスジフエダイの群れを夢中で撮影していると――
なんと、最後のお見送りと言わんばかりにシロワニが姿を現しました。
まるで「また来年もおいで」と言ってくれているような、不思議なタイミングでした。
最後の最後まで僕らを驚かせ、感動を与え続けてくれた小笠原の海。
やっぱりこの海は、何度訪れても期待を裏切りません。
最後の見どころはお見送り

午前中に2ダイブを終え、お昼前には父島へ帰港。
宿へ戻って器材を洗い、荷物をまとめ、最後の昼食を済ませると、いよいよ別れの時間がやってきました。
15時、おがさわら丸が父島・二見港を出港します。
船内に小笠原の別れの曲が流れ始めると、港では島の人たちが太鼓を叩きながら旅立つ人たちへエールを送ってくれます。
焼けるような日差しの中、最後まで手を振り続ける人。
大きな声で「ありがとう!」と叫ぶ人。
「行ってらっしゃい」と書かれた旗を力いっぱい振る人。
この一週間、それぞれに出会いがあり、それぞれに思い出があったのでしょう。
「また帰ってくるね。」
そう心の中でつぶやきながら、今回の旅で過ごした時間が次々と蘇ってきます。
汽笛が鳴り、おがさわら丸はゆっくりと岸壁を離れていきます。
すると、それを見送るように何隻ものダイビングボートがおがさわら丸と並走し始めました。
その船団の中には、お世話になったシーズナルの姿もあります。
ガイドのともや君が船の2階へ上がり、こちらへ向かって大きく手を振っています。
何百人もの乗客がいるおがさわら丸の中から、僕たちを見つけてくれたようです。
そして大きな声で何かを叫びました。
「……とうー!」

次の瞬間、
ともや君は勢いよく海へ飛び込みました。
小笠原では有名なお見送りですが、何度見ても胸が熱くなります。
もう6回目になるこのお見送り。
それでも毎回、目頭が熱くなってしまいます。
人は景色だけで感動するのではありません。
そこにいる人の温かさに触れた時、その旅は一生忘れられない思い出になります。
だから僕は、また来年もこの海へ帰ってきます。
小笠原ツアーを終えてみて
小笠原ツアーでは、毎回不思議なことが起こります。
初日は初対面で少し緊張していた人たちが、旅の終わりにはまるで昔からの友人だったかのように笑い合っています。
普段はあまり感情を表に出さない人も、この旅では思い切り笑い、ときには悔し涙を流し、感動を分かち合います。
そして気が付くと、チーム全員が強い絆で結ばれています。
これは今回だけではありません。
これまで開催してきたすべての小笠原ツアーで、同じ光景を見てきました。
人は、一緒にたくさんの感情を共有することで、お互いを大切な存在だと感じるようになるのかもしれません。
楽しくて笑ったこと。
悔しくて落ち込んだこと。
美味しい料理に感動したこと。
船酔いで苦しかったこと。
イルカに興奮したこと。
シロワニに息を呑んだこと。
その一つひとつの感情を仲間と共有することで、人と人は心の深いところでつながっていきます。
僕は、それこそがこのツアーの本当の価値だと思っています。
ダイビングは目的ではありません。
小笠原も目的ではありません。
どちらも、新しい世界へ一歩踏み出し、人と出会い、人生を豊かにするための「きっかけ」です。
この世界には、まだ見たことのない景色があります。
まだ出会ったことのない人がいます。
まだ味わったことのない感動があります。
そんな地球の宝物に触れながら、一度きりの人生を思い切り楽しんでみませんか。
ほんの少し勇気を出して、新しい世界へ飛び込んでみてください。
その一歩が、人生を変える旅になるかもしれません。
小笠原トリップ2026フルバージョン。
現地でダイビングするなら
私たちが小笠原でお世話になったダイビングショップです。
現地を知り尽くしたガイドによる少人数制で、父島周辺はもちろん、海況が良ければケータ(嫁島・聟島方面)の遠征も楽しめます。
初めて小笠原へ行く方にも安心しておすすめできるショップです。
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