何歳までダイビングできる? 健康体でなくてもダイビングできる?ちょっと年齢を重ねてくると疑問に思うことだと思います。
結論:「年齢制限は、下はあるけど上はない!」「ある程度の健康体が必要」です。
スクーバダイビングは、海の中の美しい景色や生き物を間近で感じられる、とても魅力的なレジャーです。その一方で、「年齢的にもう難しいのではないか」「健康に少し不安があるけれど大丈夫だろうか」と心配になる人も多いと思います。ダイビングは体を使うレジャースポーツであるため、年齢や健康状態について正しく理解しておくことが大切です。
こんにちわ!みーです✨40後半でダイビングを始め、インストラクターにまでなった元自衛官ダイバーです。伊豆のショップで働いています。実際、このテーマが気になったこともあり、自分自身が気をつけていることも含めて、書いていきますのでよろしくお願いします!
何歳までできる?
まず知っておきたいのは、ダイビングには「何歳まで」というはっきりした年齢制限がないという点です。若い人だけのスポーツというイメージを持たれがちですが、実際には60代や70代でも元気にダイビングを楽しんでいる人がたくさんいます。大切なのは年齢そのものよりも、その人の健康状態や体力です。体力がそれなりにあって、健康状態に大きな問題がなければ、俗に言う高齢でもできます!40代後半でダイビングを始めて、インストラクターにまでなったのが私です。
年齢ごとの目安として、10〜60歳は、ほぼ問題なく通常の健康状態であればOKです。65歳以上になってくると、多くのショップで「医師の診断書」「体調チェック」を求められることが増えます。75歳以上になると、ショップや海況によって制限が出る場合があります。
ちなみにダイビングを始められる年齢は、8〜10歳となっています。年齢によって、取得できるライセンス、潜ることができる最大水深が異なってきます。詳しくは、以下のリンクを参考にして下さい!
自分の身体を知ろう!
ダイビングでは、水中で呼吸をし、圧力の変化に体を適応させる必要があります。そのため、特に心臓や肺、耳や鼻などの健康が重要になります。重い心臓の病気や呼吸器の病気がある場合は、ダイビングが難しいこともありますが、軽い持病があるからといって、必ずしもダイビングができないわけではありません。医師に相談し、自分の体の状態をきちんと知ることが何より大切です。定期的に健康診断を受けることも重要です。多くのダイビング指導団体では、安全を保つために一定年齢以上になると医師の診断書の提出を推奨または義務づけています。疑問、不安に思うことがあれば、インストラクター等に相談しましょう!
心臓・血管が元気
心臓病・狭心症・不静脈がコントロールされていない場合は、ダイビングをすることができません。高血圧、糖尿病に関しては、薬で安定していれば可能なところが多いです。
肺・呼吸器に問題がない
持病で喘息がある場合、子供の頃のみだったり発作がない場合は、可能になることが多いです。しかし、現在も発作が出る人は、慎重な判断が必要になってきます。医師に相談しましょう!
耳・鼻・副鼻腔が健康
風邪や鼻詰まり、副鼻腔炎、アレルギー症状があると耳抜きができずに危険になることがあります。中耳炎についても、治っていない場合はNGになります。
意識・判断力がしっかりしている
パニック障害、てんかん持ちで発作がある場合、要注意です。重度の不安障害も水中では、命に直結するため避けた方が無難です。
減圧症のリスク
他にも「減圧症」と呼ばれるものがあり、この仕組みを知っておくことで、年齢に関係なくダイビングを楽しむことができます。「減圧症」とは、ダイビング中、体の中(血液や筋肉)に溶け込んだ窒素が、急浮上することで泡になって体内で悪さをし、最悪、重症になる場合があります。この「減圧症」ですが、年齢が上がるとリスクが高くなります。ただし、「年齢が高い=減圧症になりやすい」「⚪︎歳以上は危険」と言うわけではなく、明確な線引きはありません。しっかり仕組みを理解し、正しい手順で安全なダイビングを心がけていれば年齢に関係なく、リスクを下げることは可能です!そして、年齢に合わせたダイビングをすれば、生涯スポーツとして楽しむことができます。
体力の低下は、仕方がない
年齢を重ねると、体力が少しずつ落ちたり、疲れやすくなったりすることがあると思います。しかし、それは誰にでも起こる自然な変化です。ダイビングでは、若い頃と同じように無理をする必要はありません。むしろ「若さ」よりも自分の体力を正しく理解していることと、無理をしない判断ができることが安全性を左右します。浅い水深でゆっくり潜る、流れの少ない場所を選ぶ、本数を控えめにするなど、自分の体に合った楽しみ方を選ぶことで、安全に長く続けることができます。体力の低下を感じたら、以下の項目に注意して安全にダイビングをしていきましょう。
器材の工夫
BCDを軽量化したり、タンクは軽いものを選ぶことがおすすめです。ビーチダイビングよりもボートダイビングの方が移動距離が減ることもあるので、場所にも寄りますが、ボートダイビング中心にするのもいいと思います。
ダイブスタイルの見直し
流れの少ないポイントを選び、浅め、短めのダイビングを心がけましょう。連続ダイブは本数を減らし、休息時間もしっかり取るようにしましょう。
体力温存のテクニック
水面移動よりも水中移動の方が楽なので、極力水面移動を減らすことで体力を温存することができます。フィンキックも小さくし、効率重視に切り替えることもおすすめです。中性浮力を、早めに取るのも体力に繋がります。
心肺機能も低下
心肺機能についても低下していきます。息が上がりやすくなったり、エアの消費量が増えたり、緊急時に余裕がなくなったりします。これらは、パニックにつながりやすいので注意が必要です。
年齢よりも危険なサイン
年齢よりも、こんな状態の方が危ないです。
- 最近、ほとんど運動していない
- 階段で息が切れる
- 器材を持つのが怖くなってきた
- 無理をしてでもダイビングしようとする
1つでも当てはまったら、ダイビング計画を軽くするサインです。
日頃の健康管理が大事
また、ダイビングを長く楽しむためには、日頃の健康管理も大切です。水中に入る前の日常管理で9割決まると言ってもいいです。普段からよく歩く、軽い運動をする、バランスの良い食事を心がける、しっかり休むといった基本的な生活習慣が、海の中での安心につながります。
水分補給も大切です。こまめに水やスポーツドリンクを取り、脱水にならないように気をつけましょう!脱水症状は、減圧症の大敵です。コーヒーやお酒は利尿作用があるため、水分補給にカウントしてはいけません。アルコールは、当日はもちろんNGです。前日も深酒は避けましょう!
睡眠時間も6〜8時間程度にしっかり取りましょう!寝不足は、判断力が低下し減圧症のリスクが高まります。前日は夜更かしを避け、早めに休むことを心掛けましょう!
特別にきついトレーニングをする必要はなく、ウォーキングや軽い筋力トレーニング、水泳など軽い運動を習慣化し、「無理なく続けられること」を大切にすることがポイントです。「息が上がらず30分動ける」が目安になります。
ダイビングは、「当日の気合い」より、「普段の生活」が安全を作ります。日頃から気をつけていきましょう!
マイペースを心がけて
ダイビングは年齢だけであきらめる必要のない活動です。自分の体の声に耳を傾け、無理をせず、必要なときには周囲の人や医師、インストラクターに相談しながら続けていけば、年齢を重ねても海の世界を楽しむことができます。安全を第一に、自分らしいペースで楽しむことが、ダイビングと長く付き合っていくための一番のコツと言えるでしょう。






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