指導団体って何?PADIやSSIとは

ダイビング指導団体 ダイビングライセンス取得

あなたに合うダイビング団体はどれ?

ダイビングを始めようと思ったとき、必ず出てくる3つの名前…「PADI」「NAUI」「SSI」この3つ、「何が違うの?どれがいいの?」こんな疑問が出ると思います。

結論:団体よりも「誰から学ぶのか」が一番重要です。

どの団体でも安全基準は整っています。違いが出るのは、インストラクターの質やショップの考え方です。それぞれの団体についてと違いを、詳しく解説していきます。

こんにちわ!みーです✨伊豆ショップに所属する新米インストラクターです。私自身、団体基準よりショップ基準で選びました。そして、選んだショップが最高!!元はPADIでしたが、今はSSIとして活動しています!二つの団体を経験したからこその本音で伝えていきます。

背景

ダイビングライセンスって実は民間が発行しているただの認定書なんです。国が発行しているのは潜水士という国家資格があります。
スキューバダイビングは、自然環境の中で行われるレジャーでありながら、正しい知識と技術を欠くと重大な事故につながる危険性を持っています。そのため、世界中でダイビングの安全性と技術水準を統一・維持する目的で、多くの「ダイビング指導団体」が設立されてきました。これらの団体は、ダイバー教育の基準を定め、インストラクターの養成や認定、教材の開発などを行い、ダイビング業界全体を支えています。

主なダイビング指導団体

代表的なダイビング指導団体として、PADI(Professional Association of Diving Instructors)、NAUI(National Association of Underwater Instructors)、SSI(Scuba Schools International)などが挙げられます。これらは国際的に認知されており、発行されるCカード(認定証)は世界中のダイビングショップで通用することが多いです。

PADIとは?

PADIは1966年に設立され、世界180カ国以上、約6,600以上のダイブセンターで通用する世界最大規模の指導団体です。

世界共通ライセンス

発行されているCカードの数や加盟ショップ数は群を抜いています。

段階的な教育システム

初心者からプロまで、明確なステップアップ方式になっており、無理なく楽しくレベルアップできます。教材は映像やeラーニングを活用した分かりやすい構成が特徴で、初心者でも段階的に学びやすく教育システムが標準化されているため、どの国でもほぼ同じ内容の講習を受けられるという利点があります。

安全重視のカリキュラム

楽しさ」と「安全」のバランスを大切にしたプログラムで、知識・スキル・経験を段階的に積み上げていきます。

PADIが選ばれる理由

  • 世界ブランドの安心感
  • 教育システムがわかりやすい
  • 継続教育が充実している
  • 環境保護活動にも積極的

世界の7割を占めていると言われているだけはあります。

PADIのデメリット

  • 世界最大なだけに質にばらつきが出やすく、ショップ選びが重要
  • システムがしっかりしている反面、自由度が低く、柔軟さにかける
  • 教材が充実していることから、コストが高め
  • マーケティングが強く、ビジネス色が強い

どんな団体でも弱点、デメリットはあります。ここをしっかり把握することが大切です。

NAUIとは?

NAUIは1960年に設立された非営利団体です。

教育重視のスタイル

教育重視の姿勢で知られており、画一的なカリキュラムよりも、受講生の理解度や環境条件に応じた柔軟な指導が可能であり、「安全なダイバーを育てる」ことを理念としている点が特徴です。そのため、理論や応用力を重視した講習内容になる傾向があります。時間をかけて、安全で確実なダイビング技術を身に付けたい人に向いています。

インストラクターの裁量が大きい

NAUIは、インストラクターに比較的大きな裁量が与えられています。マニュアルに縛られ過ぎず、インストラクターの判断に任される部分が多いのが特徴です。そのため、質の高いインストラクターに当たると、非常に濃い講習になることもあります。

NAUIに向いている人

  • 理論をしっかり学びたい
  • 本質的な理解を重視したい
  • ダイビングを深く探求したい
  • 流行よりも中身を重視するタイプ

NAUIのデメリット

  • 商業色が弱く、マーケティングは控えめ
  • 規模が小さい

SSIとは?

SSIは1969年に設立され、運営はダイブセンター主体です。近年、急成長を遂げており、ヨーロッパやアジアで特に強く、世界シェアも拡大しています。日本ではやや少なめでしたが、徐々に拡大しており、サンライズも今後はSSIでやっていきます。

デジタル化が強い

SSIは、学習システムが非常にデジタル化されアプリ一つで全て管理できます。

  • 専用アプリで学習
  • ログブックもアプリ管理
  • 認定証もデジタルカード

スマホ世代には使いやすい仕組みになっています。ショップ管理の安定した講習を受けることができます。今どきの学習スタイルで世界標準の教育を受けたい人に向いています。

ショップ中心のシステム

PADIは「インストラクター主導」ですが、SSIは「ショップ登録制」です。そのためショップ全体でゲストを育てる体制になっています。認定についても、ショップ単位で管理されることが多く、トレーニングと実際のダイビング活動が密接に結びついている点が特徴です。

継続教育に強い

デジタル教材の活用し継続教育に力を入れています。スペシャリティやレベルアップコースが豊富で「続ける楽しさ」を意識した設計になっています。

SSIに向いている人

  • デジタルで完結したい
  • アプリで管理したい
  • 同じショップで継続して潜りたい
  • 柔軟な講習スタイルがいい

SSIのデメリット

  • ショップ変更時に手続きがやや面倒な場合がある
  • 地域によっては、PADIより普及度が低い

それぞれを比較


PADINAUISSI
規模世界最大中規模急成長中
教育システム化理解重視アプリ中心
商業性強め控えめ控えめ
柔軟性やや低め高め高め
デジタル化進んでいる普通非常に強い

大事なこと

これらの指導団体はそれぞれ理念や教育方針に違いがあるものの、共通しているのは「安全で自立したダイバーを育成する」という目的は同じです。今はPADIが多くを占めていますが、今後はSSIが主流となるかも知れません。アプリ一つでe-Learningの実施からライセンスカード発行までできる便利さがあり、ショップ単位で管理もできるのでスピード感も早いです。ショップがどの指導団体に属していても、ダイビング自体に変わりはありません。正しい知識と技術を身につける姿勢が最も大切です。どの団体を選ぶかよりもショップ・インストラクターの質が重要です。

まとめ

「PADI・NAUI・SSI」どの団体も世界的に認められた信頼ある指導団体です。それぞれに特徴はありますが、「どれが正解」というものはありません。

  • 世界的に安心感のPADI
  • 理解重視で本質を学ぶNAUI
  • デジタルに強い柔軟なSSI

大切なのは、どの団体かよりも、誰と学ぶのかです。ショップ選びが重要です。「安全を大切にし、海の楽しさをしっかり伝えてくれるインストラクターと出会えること」これが、ダイビング人生を大きく左右します。ライセンスはゴールではなくスタートです!あなたにあったスタイルで一歩を踏み出してみましょう!

サイト管理人
そーさん

インストラクター歴18年。沖縄で修行を積み、伊豆半島へと拠点を移す。伊豆のダイビングシーンに可能性を見出し、川奈を拠点にダイビングショップ【SUNla伊豆】を立ち上げる。現在はインストラクタートレーナー(インストラクターを教育できる最高資格)として若手インストラクターのコーチングだったり高度なダイビングのガイドやトレーニングを行っている。

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