PADIとSSIどっちが良い?

SSIとPASDIの違い ダイビングライセンス取得

オープンウォーターコースに参加を検討している人は指導団体について気になるところだと思います。世界で最もシェアの多いPADI、近年人気が急上昇しているSSI、他にもSNSIやNAUIなどがあります。ISO基準の内容とか、トレーニングポリシーとかうんぬんが色々ありますが、ここではややこしい話は抜きに、受講生の皆様にとって何が違うのかに的を絞ってお伝えします。

指導団体について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください

指導団体って何?PADIやSSIとは
あなたに合うダイビング団体はどれ?ダイビングを始めようと思ったとき、必ず出てくる3つの名前…「PADI」「NAUI」「SSI」この3つ、「何が違うの?どれがいいの?」こんな疑問が出ると思います。結論:団体よりも「誰から学ぶのか」が一番重要で...

結論

せっかちな方のために(僕です)まずは結論から。

「RSTC(国際ISO基準)に適合している団体ならどこでも良い」

RSTCに加盟しているのはPADI、SSI、NAUI、SDI、SNSI、BSACです。

イメージはdocomo、au、softbankみたいなものだと思ってもらえればOKです。

サンライズが選んだのはPADI。そしてSSI

ここ20年間はPADI一強の時代で、サンライズもずっとPADIダイブリゾート(PADI認定店)としてPADIプログラムのみ開催してきました。しかし、2024年に少し風向きが変わってきました。

国内ではわずか8%しかシェアの無かったSSIが急拡大を始めました。2025年の1年でSSI登録ショップが倍以上になっているというのが現状です。サンライズもこの動きを取り入れ、SSIのインストラクターも取得し、PADI&SSIどちらのコースも開催できる体制を整えました。

他にも団体はありますが、僕が詳しいこの二つの団体について今回は比較していきたいと思います。

講習内容の違いは?

ほぼありません。細かいスキルのやり方が若干違うだけです。受講生は気がつくことすらできないレベルの違いなので気にしなくても良いです。トレーニング内容の違いよりも受講生の個人差の方が遥かに影響が大きいので気になることは無いでしょう。

所要時間の違いは?

指導団体は所要時間を指定していませんので、達成条件を満たせるまでが、トレーニングに費やす時間になります。これもまた個人による差が大きいため、達成条件の微差はほぼ関係ないと言えます。

料金の違いは?

あります。SSIの方が教材や年会費などが安く、既存のPADIショップが乗り換えている一つの大きな要因はこれです。

ブランド力の違いは?

あります。日本でも世界でもやはりPADIはブランド力があります。世界のダイバーの70%がPADIダイバーと言われているのは事実です。

教材の違いは?

あります。SSIはRSTC加盟団体の中でも、唯一アプリで完結できるようになっています。このアプリが優秀で、デジタルラーニングマニュアルからダイビングに必要な情報まで、一元化できているのは凄いところです。SSIの最大の強みはここでしょう。

今後の見通しは?

今(2026年)の勢いを見ていると、どう考えてもSSIのシェアは上がっていきそうです。当店をはじめ、近隣店舗の半数以上が他団体からSSIに乗り換えています。今の勢いで乗り換えが続けば、数年でPADIを凌ぐ団体に発展するかもしれません。

サンライズとしての今後は?

今までずっとPADIでやってきたので今後もPADIは継続していきます。ダイビングが初めての方にとってPADIブランドは大きな安心感だと思います。

しかし、最新の波に乗り遅れないようSSIコースも開催できる状態にし、あとはお客様に選んでいただけるような体制にしています。

まとめ

安心と実績のPADIか、進出気鋭のSSIなのか、お好きな方を選んでください。どちらも受講生にとっては感じるほどの差はないでしょう。

余談:この20年の変遷

僕は約20年前、インストラクターを取得したのはNAUIでした。当時はPADIと同等の勢力を持っていたNAUIですが、(それ以前はNAUI一強だったようです)その頃からPADIが拡大していきました。

個人的に軍隊形式の厳しい指導理念のNAUIが好きだったのですが、マーケティング分野においてはPADIが優勢だったように思います。市場のニーズに合わせて僕もPADIインストラクターへとクロスオーバーをしました。

そしてまた、デジタル化の最先端という武器を手にSSIがマーケットを狙いにきているわけです。もちろん僕もその流れに乗ってSSIのインストラクターを取得したわけです。

最新の団体といえばSNSIも目が離せません。SNSIで育ったダイバーを見ていると、多くの方が自立心を持っていて、ダイビングと真剣に向き合っているように伺えます。きっと指導方法が良いのでしょう。

SNSIは2017年に当時SSIに在籍していた主要メンバーが日本に持ち込み、立ち上げた団体です。当時SSIに在籍していたメンバーの半数がSNSIに移行したそうで、SSI最大の危機だったようです。

そんな危機を乗り越えて、今まさにPADIからSSIへとクロスオーバーしているお店が多いのはSSIの企業努力と言えます。

ちょっと裏話ですが、SSIは、スキーやラケットスポーツで有名なHEADが2014年に買収しました。HEADはダイビング器材メーカーのmaresも買収し、さらに2025年には業界最大手とも言えるアクアラングを買収。

HEADの業界統一作戦?が匂い立ってきます。(実情は知りませんが)

お上の思惑は置いて、僕としてはダイビング業界で働く皆様、仲間だと思っているので指導団体やメーカーの垣根なく業界全体が盛り上がっていくことを現場から考えていきます。

サイト管理人
そーさん

インストラクター歴18年。沖縄で修行を積み、伊豆半島へと拠点を移す。伊豆のダイビングシーンに可能性を見出し、川奈を拠点にダイビングショップ【SUNla伊豆】を立ち上げる。現在はインストラクタートレーナー(インストラクターを教育できる最高資格)として若手インストラクターのコーチングだったり高度なダイビングのガイドやトレーニングを行っている。

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