知る人ぞ知る、マニアックな伊豆の一級スポット
こんにちは、これまでの17年で、伊豆半島全てのポイントをガイドしてきた、そーさんがまだみんな知らない、ハイレベルで最高な伊豆のポイントを紹介していきます。
- 激流
- ドリフト
- ディープ
- 大物
こんなワードがブッ刺さるクレイジーダイバーは是非チャレンジしてみてください。
※この記事ではエリアの中の1ポイントにクローズアップし、魅力や特徴、必要なスキルなどをピックアップしてあります。
※難易度が高いポイントなのでリクエストをしても断られる可能性が高いです。
↓ざっくりとした概要が知りたい方はこちらの記事からどうぞ↓
田子|level4

太根の離れ根
田子の太根の南にある離れ根は、伊豆半島でもっともサクラダイが集結するシークレットポイント。シンボルの大きなナンヨウキサンゴの下には、無数のサクラダイが乱舞している。
コンディション
- 最大深度:40m
- 流れ:そこそこ流れている
- 透明度:15m以上(ディープは安定して綺麗)
- 水温:17〜22度(夏でもディープは冷たい)
必要なスキル
- 減圧理論及びダイブコンピュータを理解していること
- 浮上速度の完全なコントロール
- 泳力
伊東と同じく、限界深度でのダイビングになる。サクラダイを狙うにはタイミングが重要。潮が効き出すと根頭で舞うようになってしまうため、流れが無い時がベスト。伊東と同様に安全停止と浮上速度は、十分に注意が必要。
伊東より一つレベルを上げたのは潮が早いことが多いから。泳力も身につけて挑みたい。
伊豆海洋公園|level5

サンカク
伊豆海洋公園の果てにある、竜宮城。富戸のボートポイントでもあるので、ボートなら楽ちんに行ける。トサカ類、ヤギの密度は伊東と同スペック。
コンディション
- 最大深度:40m
- 流れ:まれに流れる
- 透明度:15m以上(ディープは安定して綺麗)
- 水温:17〜22度(夏でもディープは冷たい)
必要なスキル
- 減圧理論及びダイブコンピュータを理解していること
- 浮上速度の完全なコントロール
- 泳力
- エアの消費
深度は深いものの、ビーチからのエントリーでゆっくりと窒素を抜いて帰ってこれるので、安全度が高い。ただしその分、泳力とエアの消費能力が必要になるので、レベルを6にした。
波勝崎|level6

ベンケイ
伊豆半島の地周りでもっとも流れるのがここ波勝崎。水面に見え隠れする、洗い岩ベンケイは40mまでドロップし、中層を渡すと飛び根の「小ベンケイ」が出てくる。メジロザメ、ハンマーヘッドシャークは神子元に次いで期待できるポイント。
黒潮が駿河湾に入れば真っ青で最高なドリフトダイビングができる。
コンディション
- 最大深度:40m
- 流れ:時に激流
- 透明度:20m以上(黒潮が入った時)
- 水温:25〜30度(黒潮が入った時)
必要なスキル
- ダイブコンピュータ使える
- 浮上速度のコントロール
- 泳力
ここまで紹介してきたポイントと違い、浅い深度で遊ぶことも可能。仮に小ベンケイまで渡しても、根頭が20程度なので減圧スレスレダイビングをしなくても済む。
潮がなければ中級者くらいでも行けるがが潮が走り出すと難易度は一変する。
神子元と違い隠れる場所が無いので逃げ場が無い。ベンケイの裏でやり過ごしても、浮上時にダウンカレントを喰らうことになる。
エントリー前に水面から潮を見て、技術の範疇かどうかを判断できなければならない。潮が速かったら迷わず撤退しよう。
神子元|level7

ハンマーヘッドロック
ハンマーヘッドシャークの聖地、神子元島。今回紹介するのは神子元の中でも特に難易度の高い「ハンマーヘッドロック」
カメ根からまっすぐ南に出していくと出現する、根頭が23m程度で饅頭型の小さな根。潮が緩い時しかアクセスはできないが、名の通り困ったらここに行けば、ハンマーは高確率で出会える。
流れが効いている時のハンマーヘッドロックはハンマーが流れに向かって泳いでいるので逃げにくい。他のポイントと違いかなりハンマーに接近することができるのは、最強の理由。
コンディション
- 最大深度:35m
- 流れ:流れている
- 透明度:20m以上(黒潮が入った時)
- 水温:25〜30度(黒潮が入った時)
必要なスキル
- 減圧理論及びダイブコンピュータを理解していること
- 浮上速度の完全なコントロール
- 泳力
- エア消費
ハンマーヘッドロックに限らず、神子元島を潜るには、ダイビングに必要なすべてのスキルが高次元で身についている必要がある。300本潜った経験があっても全く通用しないこともよくある。
その中でもハンマーヘッドロックは、ポイントに到達するまでの距離が長く、エアの消費や泳力が必要になること。潮がぶつかり合い、ダウンカレントやアップカレントが発生することなどから初回ではまずいけないと思っておいた方が良い。
何度も通いベストなタイミングを狙い図らなければならない、しかしその恩恵はでかい。
銭洲(ゼニス) | level10

ネープルス
銭洲群礁のひとつ、ネープルス。僕もまだ二回しか行ったことがなく、その全容をつかめていない。2025/7月のゼニスの様子をお届けしよう。




エントリーから黒潮の真っ青な黒潮が出迎えてくれた。水温は27度。ボトム付近はサーモクラインが入り24度程度と魚群狙いにベストな水温。流れは緩くかかっている程度で、平和な海況。
エントリー開始からテンハギモドキが凄い群れを成していて、5キロほどのカンパチが混じりながらこっちに寄ってくる。視界の隅にはハンマーがちらほら映る。
まもなく、カマスサワラが寄ってくる。一匹は二匹ではなく後続隊が続いている。ダイバーが珍しいからか、いろんな魚が接近してくる。
程なくしてナンヨウツバメウオが50匹ほどで群れていると思ったら今度はナンヨウカイワリの大群。
最後はハンマー祭り。さらにはタイガーシャークが遠くに現れた。安全停止中はメジロザメがずっと僕らの下をぐるぐるしている。
とんでもなく濃い1ダイブだった!!
また行きたい、と思う反面、次は激流だったらどうしよう、時化だったらどうしよう。そう尻込みしつつ、今年もすでに予約は入れてある。笑
コンディション
- 最大深度:30m
- 流れ:激流時に緩い
- 透明度:30m以上
- 水温:25〜30度
必要なスキル
- エントリー直後のヘッドファースト潜降
- 浮上速度の完全なコントロール
- 強靭な泳力
- 強靭なメンタル
- エア消費
- 船酔いしない能力
銭洲のすべてのポイントには潮裏がほとんど無いので潮が走り出したら逃げ場が無い。スキルはもちろん、強靭なメンタルや、片道4〜5時間の時化に耐えられる船酔い耐性も必要になる。
まとめ
ここで紹介したポイントはどれも
- 「減圧に関する知識」
- 「ブレない浮力のコントロール」
- 「流れを攻略する泳力」
- 「ディープや激流での安定したメンタル」
このような、上級者ダイバーとしての能力が試される“ハイレベルな海”です。挑戦するなら、十分なスキルと経験・計画・準備を持って挑む価値あるポイントです。
サンライズではこのような海のガイドから、ダイバーの育成、コーチングを行っています。他では物足りない、もっと学びたいという方はどうぞ以下のLINEよりご連絡ください。




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