初心者向き|伊豆半島ダイビングポイントおすすめ5選

大瀬崎ビーチダイビング スポット情報
富士山が美しい大瀬崎の湾内。

ダイビングライセンスを海外や沖縄で取った方にとって、伊豆半島でのダイビングにハードルを感じている方がいるかもしれません。

伊豆のイメージ

  • 伊豆って難しいんでしょ?
  • 伊豆って寒いんでしょ?
  • 伊豆って濁ってるんでしょ?

よくこんなことを現場で聞きますが、

”確かに沖縄に比べれば大体合ってます。笑”

その一方で最大のメリットは関東圏に住んでいる人なら日帰りで行ける手軽さがあります。さらにタイミングを選べば、高い透明度や、魚群。美味しい海鮮だったり伊豆半島ならではの魅力もあります。

今回はダイビングライセンスを取ったばかりの方や、ブランクの空いてしまっ方、初めて伊豆でダイビングをしたい方に向けて、伊豆半島で17年間ガイドしてきたそーさん

  • どこが良いのか?
  • いつが良いのか?
  • なぜおすすめなのか

を解説していきます。

初心者が初めて伊豆に潜る場合は条件が優先

例えば伊豆半島にはハンマーヘッドシャークと泳げる神子元島や、水族館のような魚群が見れる場所、沈没船などバリエーションはたくさんありますが、どこも難易度は高めです。初めての伊豆では、見たいものより初心者向きの条件を優先してポイントを決めるのがおすすめです。

条件①:海が優しいかどうか

  • ビーチポイントを選ぼう
  • 波や風に強くクローズの少ない海
  • 深度の浅い海

沖縄や海外でライセンスを取った人は、え?ビーチ?って思うかもしれませんが、リゾートと違い、伊豆のボートポイントはどこも難易度が高いです。ビーチの方が安全度が高いのでビーチから始めましょう。

条件②:アクセスと施設

  • 日帰り圏か
  • 最寄り駅があるか
  • 送迎があるか
  • 更衣室などの施設が整っているか

まずは日帰りで手軽に行くのが良いと思います。伊豆半島と一口に言っても、アクセスは様々です。マイカーのない人は、電車で行けて東京からも近い東伊豆エリアがおすすめです。

条件③:ショップが初心者向きかどうか

  • ショップの選択肢があるか
  • 初心者向きのショップがあるか

ここは最も重要な条件です。伊豆のダイビングスポットにはショップの選択肢が無い場所も多いです。少なくとも2〜3軒以上のショップがあるエリアで、初心者向きのお店に行ってみると良いでしょう。

今回はこの条件に当てはまる5つのエリアを具体的に紹介していきます。

川奈|ダイバーもショップも年齢層が若い

川奈のダイビング
川奈の砂地は深度が浅く初心者でも安全に楽しめる

手前味噌ですみません。まずは当店のホームグラウンド川奈から。笑
ほんとに初心者におすすめな全ての条件が整っています。

おすすめ度|★★★

伊豆半島でもっともウミガメとの遭遇率が高いスポットです。ウミガメが高確率で見れるのは5〜11月の暖かいシーズン。冬も穏やかな日が多く透明度が高いのでおすすめです。

①海の優しさ|★★★

ビーチダイビングがメインで緩い傾斜で深くなっていきます。最大水深は20m程度取ることもできますが、特に魚影が濃く楽しめるのが10m前後なので初心者に最適です。

岬に囲まれた湾内なので波や風に強く、穏やかな日が多いです。

②アクセス、施設|★★★

川奈は伊豆急線「川奈駅」があり関東からのアクセスが非常に良いです。東京駅から90分と日帰りでのスケジュールに最適です。

駅から港までは徒歩でも行ける距離ですが、どのダイビングショップも送迎を行なっているのでマイカーがなくても大丈夫です。

施設は伊東漁協が管理していて、女性用にドライヤーやパウダールームもあるのでダイビング後の身支度もバッチリです。

③ショップ|★★★

川奈は10軒以上のダイビングショップがあり、半数程度は初心者向きです。年齢層も20代中心〜年配の方が多いお店など選択肢は広いです。

富戸|歴史あるダイビングスポット

おすすめ度|★★★

川奈の隣にあるのが富戸。伊豆半島では古く歴史のあるダイビングエリアで、昔から人気のダイビングスポットです。おすすめポイントは初心者でも行ける水中洞窟「富戸ホール」。光が差し込むと幻想的でとても美しい姿を見せてくれます。

①海の優しさ ★★★

ビーチダイビングがメインで、深度は最大30m程度まで落とすことができますが、見どころは10〜15m程度の水深なので初心者にぴったりです。

川奈と同じ向き、地形で穏やかな日が多いです。

②アクセス、施設|★★★

伊豆急川奈の次が「富戸」駅でアクセスも川奈同様。

伊東漁協が施設を管理していて、体を温められる大きなお風呂があるのがグッド。近年リニューアルしていて施設も綺麗です。

③ショップ|★★★

古くからダイビングが盛んなダイビングスポットだけにショップ数は30を超えるとか?すでに活動を休止しているお店もあり、僕も把握しきれていないほどです。初心者向きのお店も多いので選択肢には困らないでしょう。

伊豆海洋公園(IOP)|国内最大のダイビング施設

伊豆海洋公園クリスマス

おすすめ度|★★☆

伊豆半島の”顔”とでも呼ぶべき、伊豆半島の代表スポットです。施設の規模は国内最大。水中にポストがあり、手紙を投函するとちゃんと届きます。クリスマス、ハロウィンなどイベントも行なっていて、エンターテイメント性が素晴らしいです。

①海の優しさ ★☆☆

ぶっちゃけ海はキツいです。エントリー、エキジットは波が高く初心者には難しい日が多いです。水中も傾斜は急なので耳抜きや浮力コントロールは難しく感じるかもしれません。

ただしその分、ダイナミックな地形や高い透明度、外洋性の生物など、海のポテンシャルは高いです。今回は優しさ基準に評価しているので、星は一つとしておきました。楽しさは三つ星ですよ。

②アクセス、施設|★★★

「富戸駅」の一つ先が伊豆海洋公園の最寄り駅、城ヶ崎海岸駅です。このように川奈→富戸→伊豆海洋公園までが東伊豆”ダイビング銀座”となっています。駅からは車で5分程度近くアクセスは良いです。

施設は抜群に良いです。

③ショップ|★★☆

海のハードさからか、川奈や富戸のように初心者向きのお店は多くないです。海洋公園は歴史あるダイビングスポットで、地元のお店は年齢層がやや高めで、玄人が多い印象です。

それでも初心者向きにバリバリやっているお店もありますし、都市型ショップや、近隣のお店も海洋公園にはよく行くのでリクエストで行ってみるのもありです。

大瀬崎|昔からのダイビングの聖地

大瀬崎ダイビング
富士山を背景にした大瀬崎。大きく突き出した岬の先端から湾内まで多様性に富んでいる

おすすめ度|★★☆

大瀬崎は穏やかで安全度の高い湾内から、ダイナミックな外洋まで、ポイントの選択肢が多い点がおすすめポイントです。”先端”に入ることができれば、魚影は伊豆半島でもトップクラス

①海の優しさ ★★☆

湾内は浜からエントリーでき、徐々に深くなっていく地形で、優しさは三つ星。15mラインには魚も多く、初心者はこの辺りで楽しめます。全てビーチポイントですが、先端、外洋は急深な地形で、流れもかかることがあるので、難易度は高くなります。

②アクセス、施設|★★☆

伊豆半島の西海岸は電車が通っていないので、アクセスは基本的にマイカーのみになります。

シャワーなどの施設はショップごとに設けられておりショップによって使い勝手が違いますがどこも充実しています。近年リニューアルした大瀬館などは新しくとても綺麗です。

③ショップ|★★★

昔からのダイビングスポットなので玄人も多く、「初心者専門」的なショップはありませんが、どのショップも幅広いニーズに対応しています。

関東中のダイビングショップが利用する場所なので、マイカーのない人は都市型ショップのツアーに参加するのも手段です。

雲見|自信があればここ

雲見の水中洞窟小穴
牛着岩の中。長い小牛の洞窟はドキドキが止まらない

おすすめ度|★★☆

基本スキルに不安が無ければ、おすすめしたいのはここ雲見です。洞窟ダイビングや、魚影の濃さ、高い透明度など、伊豆のダイビングの魅力が全て詰まっています

①海の優しさ ★☆☆

紹介した他のビーチポイントとの比較で星一つになっていますが、伊豆半島のボートポイントの中ではもっともイージーです。最大深度18m以内でさまざまなバリエーションのコース取りができ、浮力コントロールがある程度できていれば問題なく楽しめるはずです。

②アクセス、施設|★☆☆

施設は漁協が管理していて、不便なく使うことができます。

アクセスは悪く、基本はマイカーでのアクセスとなります。一部ショップは伊豆急下田駅から送迎している場合もあります。移動時間が長くなるので、一泊二日のスケジュールがおすすめです。

③ショップ|★★☆

ローカルショップが数件あります。初心者専門のお店ではありませんが、どのお店も初心者を受け入れているので初心者向きのガイドはしてくれるはずです。

大瀬崎同様、都市型ショップもよく利用するので、マイカーのない人は自宅付近の都市型ショップを利用するのもありです。

よくある質問(初心者向け)

Q. OW取りたてでも本当に大丈夫?

→ ここに紹介したポイントなら大丈夫です。
 むしろ伊豆は初心者向け環境が整っているエリアです。

Q. ボートとビーチ、どっちがいい?

→ 最初はビーチダイビングから始めましょう。
 沖縄や海外のようにボートで初心者向きのポイントは伊豆にはほとんどありません。

Q. 夏しか潜れない?

→ 一年中潜れます。
 伊豆半島のダイビングショップは大抵ドライスーツレンタルがあります。寒さが心配方や、冬のダイビングではドライスーツをレンタルしましょう。

Q. 海が荒れたらどうするの?

→穏やかな海へ移動して潜ることが多いです。
 東伊豆がダメなら西伊豆へ移動して潜ることが多いです。(ショップによる)目的の場所ではなくなってしまいますが、そういう時はショップに任せておすすめポイントに連れて行ってもらいましょう。

Q. ブランクが空いているけど大丈夫?

→期間によります。
 ある程度経験のある方で、一年程度のブランクなら問題ありませんが、それ以上のブランクが空いている場合はフリレッシュコースに参加しましょう。特に富戸や川奈エリアは講習をメインに開催しているお店が多いので、問い合わせてみると良いでしょう。

スキルに心配があれば

ファンダイビングには不安があるという方は以下のコースを受けてみることをおすすめします。楽しみながらスキルアップもできるオイシイコースになってます。

まとめ|伊豆は「初心者が育つ海」

最後にまとめます。

  • 伊豆半島には初心者向けポイントが多い
  • 東伊豆はダイビング初心者銀座
  • 初心者は特に川奈・富戸がおすすめ
  • 無理をしないことが一番大切

伊豆のダイビングポイントは中級以上が面白いんです。早く脱ビギナーをしてどんどん楽しいポイントにチャレンジしていきましょう!

サイト管理人
そーさん

インストラクター歴18年。沖縄で修行を積み、伊豆半島へと拠点を移す。伊豆のダイビングシーンに可能性を見出し、川奈を拠点にダイビングショップ【SUNla伊豆】を立ち上げる。現在はインストラクタートレーナー(インストラクターを教育できる最高資格)として若手インストラクターのコーチングだったり高度なダイビングのガイドやトレーニングを行っている。

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