初心者が潜るなら絶対にビーチダイビングがおすすめな理由とは?

ボートダイビング スキルアップ

こんには、そーさんです。

今日はビーチダイビングvsボートダイビングについて解説してきます。それぞれのメリットとデメリット、初心者には絶対ビーチダイビングをおすすめしたい理由を解説していきます

ビーチダイビングとは?

ビーチと言うと砂浜を想像する方が多いと思いますが、ダイビング業界で言われるビーチダイビングとは岸からエントリーするスタイルのことを指します。例えゴリゴリの岩礁帯であっても、テトラであっても、堤防であっても、岸からエントリーすればそればビーチダビングとなるわけです。

つまりこれもビーチダイビングに該当するというわけです。

ビーチダイビングのメリット

  • ストレスフリー
  • ロングダイビング可能
  • 安全性の高さ
  • ハイコスパ

ビーチダイビングのメリットは足のつく浅場からエントリーするので初心者や、ブランクダイバーにとってメンタル的に安心していられるのが長所です。体験ダイビングやダイビングライセンスの講習でいきなりボートダイビングで足がつかない状態からの入水になると、水面でも不安を拭えず、そのままダイビングを続行していくことができなくなることがあります。

他のメリットとしては深度の調整が効くので浅場でロングダイビングを行うことも可能になります。ダイビングの制限時間を決定する要素として、エアの残量とNDLのリミットがありますが、浅場のダイビングならどちらも優遇され、60分以上のダイビングも可能になってきます。たとえ上級者であってもじっくり写真を撮影したい方は好んでビーチダイビングを選択する場合があります。

船の手配が必要のないビーチダイビングは、コストパフォーマンスにも優れています。当店だと平均してダイビング1本あたりのボート乗船料は3000円程度なので2ダイビングで6000円ほどビーチダイビングの方が安く潜ることができます。

トレーニングが目的のダイビングでは、わざわざ料金を上げて、制限時間の短いボートダイビングを選ぶメリットがないので、目的に応じてダイビングスタイルを決定します。

ビーチダイビングのデメリット

最大のデメリットはポイントが泳いで行ける範囲に制限されることです。その他にも重たい器材を背負って、階段を何段も歩かなければならなかったり、波に打たれながらエントリーしたりと、ダイビングポイントまでのアプローチにおいて、労力がかかるのがデメリットです。

ボートダイビングとは

ご存知の通りボートでダイビングポイントまで向かい、ポイントに到着したらエントリーするダイビングスタイルのことです。

熱海のボートダイビングでのエントリー前。この下に巨大な沈没船が眠っている

ボートダイビングの最大のメリットは魅力的なダイビングポイントまで船という動力を使って移動することにあります。ビーチからは泳いでいけないような遠方までがポイントの選択肢になるので大幅にポイントの選択肢が増えることは言うまでもありません。

伊豆半島はもちろん、沖縄や世界のダイビングサイトの「一級ポイント」と呼ばれる場所は、そのほとんどがボートダイビングスタイルになります。

ボートダイビングのデメリット

  • 流れがある
  • 深度が深い
  • 船酔いする
  • 料金が上がる

ビーチダイビングと違い沖合のポイントでダイビングするため、平均深度が深くなります。深度が深くなることによって、窒素が溜まりやすいこと、エアの消費が早くなることによって、ダイブタイムの制限が厳しくなります。

ボートダイビングでは沖合のポイントに行くので潮流の影響も受けやすくなります。早い潮流はダイビングの難易度を大幅に上げるので、潜在的なリスクは上がります。

船酔いの心配もあります。船酔いは思っている以上に辛く、酔ってしまうとダイビングどころではなくなってしまいます。乗船料がかかる分、コストが上がることも一つのデメリットです。

初心者はビーチにするべき理由

ダイビング初心者がダイビングスタイルや、ダイビングポイントを選ぶ際に最も重視しなければならないのは「ダイビングの安全性」です。毎年伊豆半島でも、沖縄でも残念なダイビング事故は発生しています。事故原因は様々ですが、スキル不足による事故の割合は多くを占めています。

海外や沖縄でしかダイビングを経験していない人にとってボートダイビングは「普通」という感覚になっている人が多くいらっしゃいます。しかし無駄にリスクだけを増やして、金額も高くなるボートダイビングに比べて、ビーチダイビングは初心者にとって圧倒的にメリットが高いのです。

初心者が被るボートダイビングのリスク

  • 耳抜きに苦戦しやすい
  • メンタル的に不安に陥りやすい
  • エアの消費が早くなる
  • 減圧症のリスクが大幅に上がる
  • トラブル時の浮上に時間がかかる
  • 緊急時の対処に遅れをとる

耳抜きが難しい

ボートダイビングでは水底に対して直角に潜降していくため、水圧の変化が急速に起こります。そのためビーチダイビングよりも耳抜きに苦戦するダイバーが多くなります。1人が潜降できないとチーム全体のダイビングを開始することができません。その間の他のダイバーのアシストも疎かになりやすいため、インストラクターにとっても好ましい状態でなくなってしまいます。耳抜きに不安のある方は、ビーチでトレーニングして、不安を取り除いてからチャレンジするようにしましょう。

メンタルが不安定になりやすい

エントリーから深度が深く、伊豆半島のダイビングポイントだとほとんどはボトムが見えない状態で潜降を開始します。海の深みに吸い込まれていく感覚は、上達すればドキドキ・ワクワクといった感情が湧いてきますが、おおよそ初心者にとって不安を増加させることがほとんどです。

ダイビング事故の原因で、多くの割合を占めているのが水中でのパニックから起こる事故です。パニックの原因は全てメンタルの不安定が原因です。ボートダイビングではパニックのリスクが上がることを理解しておく必要があります。

エアの消費が早くなる

エアの消費が早くなることも承知しておきましょう。初心者は総じてエアの消費が早いものです。ちゃんと管理できていれば良いですが、ボートダイビングになるだけでエア切れのリスクを上げていることも理解しておきましょう。

減圧症のリスクが上がる

減圧症のリスクも上がります。初心者は浮力コントロールの自由が効かない人が多いはずです。仮に急浮上をしてしまった場合でも、浅場と深場では減圧症のリスクは全く違います。川奈のビーチ程度の海で急浮上しても減圧症になることは滅多にありませんが、ボートで20m付近から急浮上をしたらほぼ減圧症になってしまうでしょう。浮力コントロールが効かない状態でボートダイビングをすることは避けた方が良いです。

ドラブル時の対応に遅れをとる

初心者水中で何かとトラブルに遭遇することが多いです。深度20mから浮上する場合と深度5mから浮上する場合では浮上にかかる時間が全く違います。時にその一瞬の時間差が命取りになることがあります。

緊急時の対応も遅れをとる

緊急時の対応が遅れることも理解しておきましょう。何らかの理由で意識不明や、減圧症の疑いがある場合など、ビーチと違い、対処が遅れるのは物理的に致し方のないことです。

まとめ

ここまでボートダイビングのリスクについて言及してきましたが、生涯記憶に残るような素晴らしいダイビングを経験するにはやはり、ボートダイビングでなければならないのは事実です。

しかし、初心者のうちはむやみやたらにボートダイビングをしても成長も見込めないので、まずはビーチダイビングでスキルをきっちりと身につけてからボートダイビングに挑むことをお勧めしています。

サンライズではお客様の現状スキルを評価して、具体的な課題をあぶり出し、効率の良いトレーニング方法で、ダイバーとしてカッコよく、逞しく、頼りになる。そんなダイバーの育成を行なっています。

ここで挙げたリスクも、簡単なトレーニングを数回するだけで、全て回避できるダイバーに成長することができます。

トレーニングに興味のある方、ダイビングの上達を目指している方は以下のラインよりお気軽にお問いあわせください。

サンライズダイビング
大石惣一

サイト管理人
そーさん

インストラクター歴18年。沖縄で修行を積み、伊豆半島へと拠点を移す。伊豆のダイビングシーンに可能性を見出し、川奈を拠点にダイビングショップ【SUNla伊豆】を立ち上げる。現在はインストラクタートレーナー(インストラクターを教育できる最高資格)として若手インストラクターのコーチングだったり高度なダイビングのガイドやトレーニングを行っている。

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